「宿題やったの?!」
「いつまでダラダラしてるの!」
毎日のように、こんな言葉が口から出てしまうママ・パパ、いませんか?
小学生のお子さんを持つ家庭では、宿題をめぐる攻防が繰り広げられることも少なくないのではないでしょうか?
しかし、頭ごなしに叱ったり、プレッシャーをかけたりするのは、実は逆効果。
子供のやる気を削ぎ、宿題嫌いにしてしまう可能性も…。
そこで大切になるのが、 子供の自主性を育みながら、宿題をスムーズに進めるためのサポート です。
この記事では、子供のやる気を引き出し、自ら宿題に取り組むように促す「魔法の言葉かけ」 と、時間を有効活用するための「時間管理術」 を、具体的な方法と合わせてご紹介します。
今日から使えるテクニックを身につければ、きっと、お子様の宿題に対する姿勢が変わってくるはず!
親子で笑顔で宿題タイムを過ごせるように、ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
なぜ宿題を後回しにするの?子供の心理を理解しよう
「宿題、早くやりなさい!」
そう言いたくなる前に、まずは なぜ子供が宿題を後回しにするのか 、その理由を考えてみましょう。
- 遊びたい気持ちが強い: 小学生にとって、遊びは大切なものです。目の前に楽しいことがあると、宿題よりも遊びを優先したくなるのは当然のこと。
- 集中力が続かない: 小学生の集中力は、発達段階的にまだ短いもの。長時間机に向かうのは、大人でも大変ですよね。
- 宿題の内容が難しい: 分からない問題があると、やる気がなくなってしまい、後回しにしてしまうことも。
- 親のプレッシャー: 「早く宿題を終わらせなさい!」「なんでまだやってないの!」と、プレッシャーをかけられることで、逆にやる気をなくしてしまうことも。
効果的な声かけ10選|「勉強しなさい!」はもう卒業!
子供の気持ちを理解した上で、効果的な声かけをすることで、子供は自ら宿題に取り組むようになります。
1. 「宿題、どれからやる?」 選択肢を与え、自主性を促す
「あれもこれもやりなさい!」と指示するのではなく、「宿題、どれからやる?」「今日はどのくらいできそう?」と、 選択肢を与え、子供自身に決めさせる ようにしましょう。
自分で決めることで、責任感が生まれ、やる気もアップします。
2. 「タイマーセットする?」 集中しやすい環境を作る
「ダラダラしないで、集中しなさい!」と言うのではなく、「タイマーを15分にセットして、集中してやってみよう!」と、 具体的な方法を提案 してみましょう。
小学生が集中して勉強する!集中力を高める効果的な方法&環境づくり の記事でも紹介しているように、タイマーを使うことで、時間管理がしやすくなり、集中力もアップします。
3. 「一緒に計画を立ててみようか?」 親子で協力体制
「宿題、いつやるの?」と聞くのではなく、「一緒に今週の宿題計画を立ててみようか?」と、 親子で協力して計画を立てる ことを提案してみましょう。
計画表を作ることで、宿題の全体像を把握しやすくなり、計画的に進めることができます。
4. 「分からないところは、一緒に考えてみよう」 サポート体制を伝える
「宿題、もう終わったの?」と確認するのではなく、「分からないところは、いつでも聞いてね。一緒に考えてみよう」と、 サポート体制を伝える ことで、子供は安心して宿題に取り組むことができます。
5. 「〇〇まで終わったら、休憩しよう」 メリハリをつける
「宿題が終わるまで、遊んじゃダメ!」と禁止するのではなく、「〇〇まで終わったら、一緒に休憩しよう」と、 メリハリをつける ことを意識しましょう。
休憩時間には、軽い運動やストレッチなどを取り入れるのもおすすめです。
6. 「難しい問題にも挑戦してるね!すごいね」 努力を認める
結果だけでなく、 努力した過程を認め、褒めてあげましょう。
「難しい問題にも諦めずに挑戦してるね!すごいね」「集中して取り組んでる姿、かっこいいよ!」など、具体的な行動を褒めることで、子供の自信に繋がり、やる気もアップします。
7. 「あと少しで終わりだね!頑張ろう!」 励ましの言葉
「まだ終わってないの?!」と焦らせるのではなく、「あと少しで終わりだね!頑張ろう!」と、 励ましの言葉 をかけてあげましょう。
ゴールが見えることで、子供はモチベーションを維持しやすくなります。
8. 「宿題が終わったら、〇〇しようね」 楽しみを用意
「宿題が終わったら、一緒にゲームしようね」「好きな絵本を読んであげよう」など、 宿題が終わった後の楽しみ を用意することで、子供は「早く宿題を終わらせたい!」という気持ちになります。
9. 「ママも〇〇するね」 親も一緒に
「ママも、夕食の準備をするね」「パパも、仕事の資料を整理するね」など、 親も一緒に何かをする ことを伝えることで、子供は「自分も頑張ろう!」という気持ちになります。
10. 「疲れているのに、えらいね」 労いの言葉
「宿題、まだなの?!」と責めるのではなく、「疲れているのに、宿題頑張ってえらいね」と、 労いの言葉 をかけてあげましょう。
子供の頑張りを認め、ねぎらうことで、子供は「もっと頑張ろう!」という気持ちになります。
時間管理術|時間を有効活用する3つのコツ
1. 時間割を作る
毎日の生活リズムの中で、宿題をする時間を決めて、 時間割 に書き込みましょう。
時間割を作ることで、時間に対する意識が高まり、ダラダラと時間を無駄にすることを防ぐことができます。
2. タイマーを活用
小学生が集中して勉強する!集中力を高める効果的な方法&環境づくり の記事でも紹介されているように、タイマーを使うことで、 時間管理を視覚化 することができます。
「15分集中して、5分休憩」など、時間を区切って学習することで、集中力を維持しやすくなります。
3. 優先順位をつける
宿題が多い場合は、 優先順位 をつけて、重要なものから取り組むようにしましょう。
難しい宿題や、時間がかかりそうな宿題は、先に終わらせてしまうと、気持ちが楽になります。
まとめ|笑顔で宿題タイムを!
子供の宿題にイライラしてしまうのは、決して珍しいことではありません。
しかし、感情的に叱ってしまうのではなく、「魔法の言葉かけ」と「時間管理術」を活用することで、子供のやる気を引き出し、スムーズに宿題に取り組めるように導いてあげましょう。
ママ・パパも笑顔で、子供との時間を大切に過ごせるように、今日からぜひ試してみてくださいね。
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