「もうやめたいけど、損はしたくない…!」
スマイルゼミを解約・退会するときに多いのが、年払いの精算や返金の有無がわからないまま手続きしてしまい損をするケースです。
本記事では、スマイルゼミの解約と退会の違い、電話・ネットでの具体的な手順、年払い途中の精算や返金の仕組み、端末の扱い、そして解約後にログインできない/YouTubeが見られない原因までを図解・フローチャートつきで徹底解説。
読み終えたら、「今すぐやめるべきか?もう1ヶ月待つべきか?」がスッキリ判断できるはずです。
先に結論|損しない解約はこの2択
スマイルゼミを解約・退会するときに一番大事なのは、「解約の締切日」と「年払いの精算ルール」です。
この2つを押さえないまま手続きしてしまうと、思わぬ違約金や返金トラブルにつながります。
結論として、損をしないための選択肢は次の2つだけ。
- 前月末までに電話で解約申請を済ませ、当月扱いにする
- 年払い利用中なら、精算ルールを確認してから解約する
前月末までに電話で解約申請を済ませ、当月扱いにする
スマイルゼミの解約締切は「解約したい月の前月末」までで、コース(幼児・小学生・中学生)や支払い方法に関係なく共通です。
例:12月で退会したい場合は11月末までに申請が必要。締切を過ぎると翌月分の請求が発生します。
手続きは電話のみ(0120-965-727、10時~20時/年末年始除く)で可能です。
年払い利用中なら、精算ルールを確認してから解約する
年払いの場合は、前月末までに解約申請をすると残期間分が返金されます。ただし解約のタイミングによってはタブレット代が追加請求されることがあるため注意が必要です。
- 入会後2週間以内なら全額返金(体験キャンペーン対象)。
- 6か月未満や12か月未満の解約では端末代が別途請求されるケースがあります。
つまり、「いつ解約するか」「返金はどう計算されるか」を把握すれば、大きなトラブルは防げます。
解約と退会の違い
スマイルゼミでは「解約」と「退会」が混同されがちですが、実は意味が少し異なります。
解約=契約の終了
「解約」とは、月額料金の契約をやめること。
解約手続きをすると翌月以降の料金は発生せず、契約そのものが終了します。年払いの人は残期間分が精算され、場合によっては返金やタブレット代の請求が発生します。
退会=利用アカウントの終了
「退会」という表現は、実際には子ども用アカウントやみまもるネットの利用を停止することを指すケースが多いです。契約終了=解約とほぼ同義で使われることもありますが、サポートの案内では「退会=契約をやめる手続き」として扱われることが多いです。
判断チェックリスト
- 「もう教材を使わない」「料金も止めたい」 → **解約(退会)**を選ぶ
- 「しばらく休むだけ」「学年を変えたい」 → 休会やコース変更で済む場合あり
混乱しやすいですが、親が知りたいのは「料金が止まるかどうか」なので、基本的には「解約=退会」と理解してOKです。
手続きの流れ
スマイルゼミの解約は電話のみで受け付けています。ネットやメールからはできないので要注意です。
電話での手順
- 契約者本人が、解約専用ダイヤルに電話する
フリーダイヤル:0120-965-727(10:00~20:00/年末年始除く) - 契約者番号・氏名・住所などをオペレーターに伝える
- 解約したい月を伝え、手続きを依頼する
- 内容確認後、受付完了
準備しておくとスムーズなもの
- 契約者番号(タブレットやマイページで確認可能)
- 登録の電話番号や住所
- 支払い方法の確認(クレカ/口座)
よくある失敗例
- 締切日を過ぎて電話した → 翌月扱いになり、1か月分余分に支払い
- 名義が違った → 契約者本人でないと受付不可
- 混雑時間にかけて繋がらない → 平日午前か夜が比較的つながりやすい
年払い解約時の返金・タブレット代まとめ
入会からの期間 | 受講料の返金 | タブレット代の請求 | 親の判断ポイント |
---|---|---|---|
2週間以内 | 全額返金 ※ただしタブレットの返却必須 | なし | 気軽に試して合わなければリスクなしでやめられる |
6か月未満で解約 | 残期間返金あり | 32,802円 分割払いの場合は43,780円から支払い済み分を差し引いた額 | 実質的に返金より負担が大きくなるので注意 |
6か月以上〜12か月未満 | 残期間返金あり | 7,678円 分割の場合は、12,936円から支払い済み分を差し引いた額 | 少し負担は減るが返金額は目減りしやすい |
12か月以上利用後 | 残期間返金あり | 請求なし | 最も損が少ない解約タイミング。年払いのメリットを活かせる |
端末の扱い
スマイルゼミの専用タブレット代は、解約のタイミングによって追加請求の有無や金額が変わります。
タブレット代の基本ルール
- 一括払い:9,980円(税込10,978円)を初回にまとめて支払い
- 分割払い:月々980円(税込1,078円)×12回払いを選択可能
- 小学6年生コースは一括払いのみ
解約タイミングごとの追加請求
- 6か月未満で退会
専用タブレット代29,820円(税込32,802円)を追加請求 - 6か月以上~12か月未満で退会
専用タブレット代6,980円(税込7,678円)を追加請求 - 12か月以上利用後に退会
追加請求なし。タブレットはそのまま利用可能
返却と再入会
- 原則、タブレットは返却不要(ただし2週間お試し解約時のみ返却が必須)。
- 退会後に再入会する場合は、改めて専用タブレットを購入する必要があります。
請求額まとめ表
受講期間 | 一括払いでの扱い | 分割払いでの扱い |
---|---|---|
初回契約時 | 9,980円(税込10,978円)請求 | 月々980円(税込1,078円)×12回 |
6か月未満で退会 | 29,820円(税込32,802円)追加請求 | 未払い分+追加精算あり |
6か月~12か月未満で退会 | 6,980円(税込7,678円)追加請求 | 未払い分+追加精算あり |
12か月以上利用後に退会 | 追加請求なし | 追加請求なし |
よくあるトラブルと対処
スマイルゼミの解約や退会手続きでは、親がつまずきやすいポイントがいくつかあります。代表的なトラブルと、その回避策をまとめました。
締切を過ぎてしまった
- 原因:解約は「前月末まで」が締切。1日でも遅れると翌月分が請求対象になる。
- 対処:気づいた時点で速やかに電話し、次の月を無駄にしないよう確認。手続き予定日はカレンダーやリマインダーに記録しておく。
電話がつながらない
- 原因:土日や月末は解約の電話が集中し、つながりにくい。
- 対処:
- 平日午前(10〜12時)や夕方以降にかけると比較的つながりやすい
- 「オペレーターに繋がるまで待つ」しか選択肢がないため、時間に余裕をもって電話する
ログインできない(親・子・ジャストアカウント・みまもる)
- 原因:解約後はアカウント制限がかかる。契約中でもパスワード忘れや設定不備で入れないことがある。
- 対処:契約中ならパスワード再設定、みまもるアプリの再インストール。解約後は利用不可になるため、学習履歴は事前に保存。
端末が動かない
- 原因:解約前後で「初期化が必要」「セーフモードに入っている」ケースあり。
- 対処:電源長押しで再起動、別ケーブルで充電、最終的には公式サポートで初期化手順を確認。
タブレット代の請求に関する誤解
- 原因:「解約すれば端末代は返ってくる」と誤解するケースが多い。
- 対処:追加請求は「12か月未満で退会」のみ。契約条件を確認してから手続きする。
解約前に検討したい代替案
「もうやめるしかない」と思っても、実は解約以外の選択肢で解決できるケースがあります。家庭の事情に合わせて検討してみましょう。
休会制度を利用する
- 数か月だけお休みしたいなら「休会」という選択肢があります。
- 一定期間学習をストップし、その後再開可能。
- 一時的に学習が負担になっている子どもや、進学準備で他の教材に集中したいときに有効。
コース変更や学年下げ
- 標準コースから発展コース、中学生コースから小学生コースへなどコース切替が可能。
- 「内容が難しい」「ペースが合わない」場合は、解約よりもコース変更で解決できることが多い。
- 学年を下げて復習に集中する設定も可能。
割引・特典を活用する
- 兄弟割引や紹介コードを使えば、月額負担を軽減できる。
- キャンペーン時期に乗り換え・再契約する方がお得な場合もある。
- 家計が理由で解約を検討しているなら、まずは割引策を確認するのがおすすめ。
FAQ
Q1. 解約はいつまでに手続きすれば当月扱いになりますか?
A. 解約したい月の 前月末まで に電話で申請する必要があります。1日でも遅れると翌月扱いになり、余分な月額費用が発生します。
Q2. 年払いの途中で解約した場合、返金はありますか?
A. 残り期間分は精算され、返金されます。ただし 6か月未満や12か月未満での退会ではタブレット代が追加請求されるため、実際の返金額は減る可能性があります。
Q3. タブレットは返却が必要ですか?
A. 原則返却不要です。ただし「2週間の全額返金保証」で解約する場合のみ、返却が必要になります。
Q4. 解約後も学習履歴は見られますか?
A. 解約すると「みまもるネット」や学習アプリへのログインはできなくなります。必要なデータは事前にスクリーンショットや印刷で保存しておくと安心です。
Q5. 電話がつながらないときはどうすればいいですか?
A. 土日や月末は混雑してつながりにくいです。平日午前(10〜12時)や夕方以降が比較的つながりやすいので、その時間帯を狙ってかけてみましょう。
まとめ|やること5行
スマイルゼミの解約・退会で損をしないために、やるべきことはシンプルに5つだけです。
- 解約したい月の前月末までに電話申請(0120-965-727/10時~20時)
- 契約者番号・支払い方法を確認してから連絡
- 年払いの精算ルールとタブレット代の追加請求条件を理解
- 学習履歴や必要データを保存(スクショ・印刷など)
- 控えを残してトラブルに備える(申込日・受付番号・担当者名など)
スマイルゼミの解約・退会は「前月末までの電話手続き」と「年払いの精算ルール」さえ押さえておけば、損なくスムーズに進められます。家庭の状況に合わせて最適なタイミングで判断してくださいね。