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お知らせ - 随筆カテゴリのエントリ

 この夏にホタルを見ましたか。昔はどこでも田んぼや水辺で見られたホタルですが、少し苦労しないと見られませんね。
環境は大切と言われますが、どうすれば大事にできるのでしょうか。環境って何なのでしょうか。私たちの身近にあり、生活にも関係し、昔からの歴史や伝統にも関わるのが私たちの環境です。

そのような環境を大切にするための計画を作り、実行するための団体がひろさき環境パートナーシップ21(略称HEP21)です。市民が市長さんと協定を結んだ、日本で最初の例になりました。
このように表現すると、HEP21はずいぶんとむつかしい環境団体かと思われるかもしれません。しかし弘前の環境に関心を持つ人なら、誰でも会の催しに参加できます。
小学生からお年寄りまで、クリーン大作戦やだんぶり池造り、そして観察会やフォーラムに参加しています。学校単位で参加する中学生もいます。
リサイクルプラザではいろいろなイベントも開きました。環境にやさしい努力をする中小企業を応援するため、京都がつくった環境マネジメントシステムの普及もします。
弘前の環境に対する基本計画の目的は、弘前を循環型社会に近づけ、環境への負荷を少しでも減らして、自然や生き物にとってやさしい街にすることです。
野生の生き物は環境変化のセンサーです。農地はかつて生き物の宝庫でした。いまは農薬などの使用が習慣として定着して、田んぼや畑が生き物にとって危険な場所になってしまいました。

食の安心・安全が叫ばれるようになった今日、私たちの地元で生産される農産品に付加価値を付ける意味でも、減農薬、省資源、省エネルギーに努力して欲しいものです。
HEP21は、5つのグループに分かれて活動しています。快適文化環境、生活環境、地球環境、農業環境、自然環境です。
環境にやさしい料理教室や、こどもエコクラブもあります。
単なるボランティアグループではなく、支払えるものにはなるべく支払って、それで足りない分を善意とボランティアがささえている組織です。
環境の問題は多岐にわたります。水の安心・安全もかなえたいです。ブナなどの森から出てくる水をホタルと一緒に享受できる街のはずなのですから。

鶴見実
弘前大学 理工学部 地球環境学科 大気水圏環境学講座 教授
HEP21理事長
「健康は私たちの宝」。そんな言葉が病院の受付におどっています。健康を確保するための食が求められ、食の安全安心・医食同源という言葉が復活、さらに食育といわれ、食は心の問題にまでなっています。
医と食は不可分であり、医をつきつめれば食に至ります。
現在の危機感は、世界の人口から一人の人間を探すようなレベルの、極微量の環境ホルモンなどという毒物が、食を通じて胎児に影響し、母乳にも含まれるという現実からきています。

農民の危機感は自分の仕事をどう残すかという切実な問題と、自分の作り出す食品への不安からきています。
自分たちの本来するべき生業から健康を求めようとした農民が各地にいました。
昨秋(2005年)、NHKの「クローズアップ現代」で放送された西会津の村の様子は、大変衝撃的なものでした。村人が食事の減塩に努め、農地をミネラルバランスの良い土にするために、土壌の化学分析を依頼しました。健康な農地から野菜を作って村人が食べるようになったら、村の医療費が半分に減ったといものです。
対処療法ではなく、原因をなくし健康を直接求めたほうが話は簡単です。病院はあったほうが良いのですが、病院がなくて済むならそれが最高です。
津軽でも健康な食に生き残りをかけて、60歳以上の年寄り農民が立ち上がりました。孫や子に継いでもらえる農業にするために堆肥(たいひ)プラントを導入し、健康な土作りをし、流通や販売網も確保しようという野心的なものです。
「自分たちの作った農産品の価格を自分たちが決められるようにしたい」
「農産物も自由化にさらされ、つぶれそうだ」
「百姓は平成の維新という意識で新しい挑戦に取り組むのだ」
「消費者が本当に求める健康な食品を作れば、収入を確保し農業を続けていける」
「若い人が継いでくれる農業にしたい」

いま弘前大学を卒業する農家の息子たちはほとんど農家を継ぎません。それは収入が確保されれば解決するのです。
消費者も健康のために多少の経費は惜しみません。「医療費が減る」「寿命が延びる」という夢を現実のものにするためには、お役所の力添えを残すだけとなっています。
「医を超える農」を青森に実現できるのか?!これが青森の生き残りを占うことにもなりそうです。

鶴見実
弘前大学 理工学部 地球環境学科 大気水圏環境学講座 教授
HEP21理事長

■東奥日報2006年7月9日 経済サロン(弘前大学 理工学部 地球環境学科 大気水圏環境学講座 教授)
<<青森リンゴを青森ブランドで>>

■東奥日報2006年8月6日 経済サロン(弘前大学 理工学部 地球環境学科 大気水圏環境学講座 教授)
<<農は国の宝、土を作るは上農>>

■東奥日報2006年9月10日 経済サロン(弘前大学 理工学部 地球環境学科 大気水圏環境学講座 教授)
<<地方革命が国の制度に>>

■東奥日報2006年12月24日 経済サロン(弘前大学 理工学部 地球環境学科 大気水圏環境学講座 教授)
<<環境へやさしさの証明>>