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お知らせ - 農は国の宝、土を作るは上農

農は国の宝、土を作るは上農

カテゴリ : 
随筆
執筆 : 
ecomaster 2010-5-20 10:50
 農業にとって、健康な土が命だ。その土を、近代化学がいじめてきた。
土が固くなる、土壌微生物が減る、寒さや病気に弱い、汚染する、と言われ昔ながらの堆肥のよさを現代の技術で再生することが望まれてきた。
 堆肥のプラントは昔からいろいろある。減量率の少ない完熟していない堆肥は、糞尿の臭いが取れず、畑にまけば熱を出して根をいためてしまう。

 農水省が認める完熟堆肥を作れるプラントは多くない。その中でも、堆肥を売って収益をあげようとする堆肥事業は、全国的にうまくいっていない。
堆肥は完熟させれば量が減る。量を確保しようとすれば、堆肥は未熟となり売れ残る。良い堆肥をつくり、堆肥量が減って収入が減るような事業は成り立たないのだ。
農水省も自治体が支払っている汚泥処理費用を堆肥化費用として回すようにと指導している。
自治体が運営する堆肥化プラントも、堆肥の売り上げだけで利益を上げようとすると赤字になる。
これは当然なのである。環境部門の汚泥処理費用で補填しているのだ。長井市のレインボープランの堆肥でも同じことだ。

この汚泥処理費用は全国でみると5倍位の開きがあって、焼却するのが一般的であった。
しかし現在焼却処分している汚泥も、大気汚染防止や地球温暖化防止の見地で、そして電気代や燃料代といった経費の節減からも、その一部は堆肥にリサイクルし、資源化するべきものとして法律が整備されつつある。
安全な有機堆肥で農業の基盤も強化でき、住民の健康も得られる。
 堆肥プラント事業は自治体のいくつかの部署が一体となって取り組み、農民と協力するべき事業である。自治体の理解が不可欠となる。
環境にやさしい堆肥が及ぼす波及効果は地域の農業の底上げと生き残りに関わっている。
この事業に関わる農政、環境、都市計画、農村整備、下水道、商工、労働、観光、医療、福祉という多くの部署に、分野を越えた循環型社会形成の意味を理解してもらい、経費のかからない簡素な自治体としてどのように生き残っていくのか、健康な農が基本であることを宣伝する地域になってほしい。
60歳を越えた農民達が、陽明学者安岡氏の「農は国の宝、米を作るは下農、稲を作るは中農、土をつくるは上農、人をつくるは上々農」という言葉を唱えて、自分の生きざまを地域に残そうとしている。
その農民と一緒に努力するお役人が一人でも増えることを願う。

鶴見実
弘前大学 理工学部 地球環境学科 大気水圏環境学講座 教授
HEP21理事長

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