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お知らせ - 良い靴

良い靴

カテゴリ : 
随筆
執筆 : 
ecomaster 2010-4-20 10:40
ロードレースで勝ち残るためには、良い靴が不可欠である。スウェーデンでは二人の旅人が虎に出会った時のブラックジョークにこの靴が出てくる。

 虎に出会った旅人の一人は、すぐさま逃げようとした。ところがもう一人は靴を履き替えようとしている。どうして靴を履き替えるのかと問われて、
「あんたよりもさきに逃げられるから。」
「・・・」
 この虎は実は現代の地球各地で起こっている環境問題であり、靴はゴミをつくらない社会、資源を無駄にしない社会だというのである。
 弘前市ではゴミの十二分別をすでに一年余り続けている。他の市では燃やしているその他プラスチックも油にもどされている。ゴミの資源としての質を、一級品であると日本リサイクル協会が認めたのである。
 その他の紙や段ボールも再生紙になる。落札した再生業者が思わず喜ぶほどの良質な資源である。

 ゴミ十二分別が成功すると思う行政マンは少なかった。環境保全課を動かし、市民を動かしたのは弘前の主婦達である。
 山は動いた。行政マンが予想もしなかった十二分別の成功。
 このゴミの質を維持し、津軽十四市町村に普及できるか。無駄なプラスチック容器を減らせるか。循環型の農業は成立するのか。 
次の山はいつ動くのであろうか。
 ゴミのかさは半分になり、重さは一割五分減った。このおかげで弘前市の発生する二酸化炭素は一・五パーセント減った。政府が国際的に約束した六パーセント削減まであと四・五パーセントである。
 いまのゴミに含まれる食品残査を堆肥と飼料にすれば、さらに三パーセントの削減も見込まれる。
 現在弘前では、中央清掃工場を建設中である。燃やせるゴミがこれほど減るとは思っていなかった時に設計されたのだ。     
燃やすゴミが減って燃料が足りなくなったら、その時こそ他市のゴミを燃やす商売を始めるときだ。
 その分、弘前市の市民税を軽減できる。

 五所川原市では新しい焼却場の建設を中止したため、弘前市にお金を払って弘前の中央清掃工場で燃やすのである。
 弘前の主婦達は、「ゴミ七分別の五所川原でも十二分別して欲しい」と感想をもらした。「そうでなければ、自分たちの市で燃やせばいい」と。
 弘前で分別され資源化されているその他の紙や段ボールなどは、燃やすゴミとして弘前で燃やされる予定である。
 「五所川原では十二分別するお金がない。そこまで要求するのはかわいそう。」
 本当にそうであろうか。ゴミ減量を促すべきである。二酸化炭素の排出権を他の国から買わねばならない時がもうすぐ来るのに。
 京都市役所では、再生紙やカレンダーの裏紙で作った名刺しか、業者から受け取らないと言うのに。
 弘前の焼却場で弘前基準のゴミを燃やすよう要求しても良いのではないか。そのようにできないなら二酸化炭素の排出料金をもらうべきではないのか。
 これは危機感の問題である。せっかく履いた良い靴の意味が失われる。
 五所川原にも良い靴を履かせるべきではなかろうか。



鶴見実
弘前大学 理工学部 地球環境学科 大気水圏環境学講座 教授
HEP21理事長

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